“大乗非仏説” についてのあるひとつの考察 [2]

Remind ・・・ ・・・

“大乗非仏説” とは、日本に伝わった大乗仏教(13宗派)は、お釈迦様(ゴータマ・ブッダ)
の教えとは、直接的には関係がない。 と言われるひとつの説。

それでは、前回に引き続き “大乗非仏説” について考えてみたいと思います。
ここで、大乗仏教の成立の経緯についてちょっと触れておきます。

今から約2,500年前のインド・ブッダガヤの菩提樹の下でゴータマ・シッダールタが
悟りを開いたそうな~ (日本昔ばなし風
お釈迦様(ゴータマ・ブッタ)は、この教えを弟子たちに伝えていったそうな~
しかし、この伝承は口伝であり、文字としては残していなかったそうな~ (しつこいw
お釈迦様(ゴータマ・ブッダ)入滅後、100~200年後に弟子たちが口伝を
取りまとめたものが、スッタニパータやアーガマといった原始仏教の経典になるわけです。

この頃になると教団の規模も大きくなり、お釈迦様(ゴータマ・ブッダ)の教えの解釈を
巡って対立がおきます。
ひとつは、お釈迦様(ゴータマ・ブッタ)の口伝の通り、修行(瞑想)通じ、自分自身が
悟りを開くことを目指すべきだ!と主張するグループ(上座部)
そして、もうひとつは、自分だけが救われるのではなく、多くの人を救う菩薩行の実践
こそお釈迦様の本当の教えだ!と考えるグループ(大衆部=大乗仏教)とに
分かれてしまいました。これが、≪仏教の根本分裂≫です。

そして月日は流れ、上座部仏教は、インドの南部に伝わり、その教えは東南アジアを
中心に広がっていきました。いわゆる南伝仏教といわれるものです。
アジアの仏教国のスリランカやタイ、ミャンマー、カンボジア、等がそうです。(確かw

一方、大乗仏教は、インドの北部から中央アジア、シルクロードを伝わり中国に至ります。
但し、この伝播の過程でいくつもの経典が創作されます。
例えば「 お釈迦様の教えは、本当は、苦しむ人々を救うものだから、私は悟りを
開けますけども、あえて現世に留まり、人々を救います」という菩薩という存在を
作り上げます。
また、「 この長い、長い(宇宙的な)時間の流れの中では、お釈迦さまだけが、
仏陀(悟りを開いた)になったわけではなく、他にも薬師如来さんや阿弥陀如来さん
というありがたい仏様がいるんだよ」という仏陀以外の信仰の対象を作りました。

これが大乗仏教の概略であり、いわゆる北伝仏教と言われるものです。(概略ねw

日本は、飛鳥時代にこの北伝仏教が経典や仏像とともに伝わったので大乗仏教
が一般的な仏教と理解されるに至ったわけです。

さてさて、話を本題の“大乗非仏説”に戻したいのですが、本日はここまで
続きは、次回ということで 。。。



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2017/06/06 (Tue) 01:08 |ながっ!トーーク |トラックバック(0) |コメント(0)

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